美瑛の子育て環境
2歳の子供を連れて移住しました。現状感じている美瑛における子育て環境の面をまとめてみようと思います。
まずは、保育所・幼稚園について。
美瑛町には、町営のどんぐり保育園と認定こども園の幼保一体型の青葉幼稚園があります。また、農村地にはへき地保育所がいくつかあります。
移住者の場合、農家以外の方は、基本的には、町中にあるどんぐり保育園か青葉幼稚園が選択肢になると思います。子育て支援が手厚い美瑛町なだけあって、どちらも定員いっぱいな印象です。
田舎なので当たり前なのかもしれませんが、都会に比べどちらも園や園庭が大きいです。
特に青葉幼稚園は遊具が多く、子どもたちも楽しそうです。
細かいやり方等はそれぞれの園で一長一短あるので、特に気になるような点は今のところありません。
次に小学校、中学校について。
子どもが通っているわけではないので、完全に外からの印象になります。
小学校は町の中に、美瑛小学校、美瑛東小学校があります。学区の広さ的にはどちらも同じくらいの印象ですが、規模は美瑛小学校の方が大きいです。1学年20~50人くらいですので、旭川の学校とあまり大差がありません。保育園の人数を見ても今後数年はそれくらいの人数にはなりそうです。
また、どちらも新しいわけではありませんが、平成に入ってからも改修等はされていそうな雰囲気です。少なくとも昭和感あるような学校ではありませんね。
平成になってから、だいぶ統廃合が進んだようなのですが、町はずれにも、青い池方面にある美沢小学校、赤いとんがり屋根が特徴的な美馬牛小学校、東神楽町に近い明徳小学校があります。こちらは学年で0人のところもあるようです。
個人的な印象ですが、マンモス校の美瑛小、まちで緑が多い箇所にある美瑛東小、北海道を感じる緑が多い美沢小と美馬牛小、農村地の明徳小といったところです。
どこも特徴があって魅力的な学校だと思います。生徒数には差が大きいので、学区を考える上では多くなポイントになりそうですね。
中学校は、美瑛中と美馬牛中の2校のみです。ほとんどの学区が美瑛中の範囲になるようで、美馬牛中は小学校の人数と変わらないようです。美瑛中はまちのはずれにあり、見た目での判断ですが、よくある中学校といった印象です。
続いて、子どもの遊び場について。
とにかく公園が多いです。都市部のように子どもが沢山いて危ないような環境にはならないと思います。お年寄りがゲートボール等で占領しているようなこともありません。ただし、遊具が多くて楽しそうな公園はあまりないかもしれません。鉄西公園、ことぶき公園、憩ヶ森公園あたりはこどもがよく行く公園で楽しいところですね。
まちの施設としては、やはりbi.yellが一番お世話になっています。地下は飲食店、1階はギャラリー、2階は談話場とこどものプレイルームがあります。プレイルームにはジャングルジムや、木製のおもちゃ、絵本、おままごとセット、バラバラにならない砂場などが揃っており、小さい子どもにとっては天国のような場所です。平日は混むようなことはあまりありませんが、休日だとすこし混雑します。ただ、都会のように入場制限がかかることはめったにないと思います。町民以外でも無料で使用できるのが驚きです。もちろん授乳室やおむつ替えの箇所も完備しています。
bi.yellは、イベントが多く行われる場所でもあり、音楽ライブやワークショップがよくやっていますので、よく子どもと行く場所ですね。
図書館は新しいですが、少し小さいです。子どもの絵本や小学生向けの本は多く取り揃えている印象ですが、大人向けはあまりありません。漫画を取り揃えているのは良いのですが…
スポーツセンターやわいわいプールも新しいですね。わいわいプールは無料かつ温水プールなのがうれしいところです。ちびっ子用のプールも深さに応じて2つあるので、小さい子も遊べるようになっています。おもちゃの持ち込みは不可ですが、プールでおもちゃは貸してくれます。
そして、利用したことはまだありませんが、パークゴルフ場がいくつかあり、河川敷や森林、丘の上等にあり、どのコースも特徴的でおもしろそうです。子どもがもう少し大きくなったら一緒に楽しみたいですね。
このようにまちの施設としては、小学生くらいまでの子どもにとっては十分すぎるくらい施設が揃っているかなと思います。少し旭川まで足を延ばせば、博物館や美術館、科学館、動物園もありますしね。
教育施設とまちの施設からみた、美瑛での子育て環境についてまとめてみました。
今のところこれらの点については満足しています。
その他の観点からもまとめてみようと思います。